こんばんは、kanatoです。
今回は、ドライ・ジンとドライ・ベルモットを同量合わせ、ソーダで割ったロングカクテル「オアシス・クーラー」を調製しました。
ジンとベルモットのハーブ・スパイス感にレモンの酸味とソーダの爽快感が重なる、暑い季節に喉を潤してくれる一杯です。

このカクテルについて
オアシス・クーラーは、ドライ・ジンとドライ・ベルモットを同量ずつ合わせ、レモンジュースとソーダで爽やかに仕上げるロングカクテルです。氷を入れたタンブラーでそのまま作れる手軽さも魅力です。
ジンをベースに、ハーブやスパイスの効いたドライ・ベルモットを合わせることで、単なるジンソーダより奥行きのある香味になります。そこへレモンジュースのほのかな酸味とソーダの炭酸が加わり、名前の通り「砂漠のオアシスのように喉を潤す」爽快な味わいに仕上がります。
海外のジン専門店の資料によると、「Oasis Cooler」という名前のカクテルは、トレーダー・ヴィックの『Trader Vic’s Bartender’s Guide』(1947年)に収録されたレシピにさかのぼるとされています。原典のレシピはジンとベルモット(ビアンコ=甘口寄りの白ベルモット)をほぼ同量、そこに少量のレモンジュースを加えてシェークし、氷を張ったゴブレットへ注いでソーダで満たす作り方です。ジンとベルモットを同量ずつ使う骨格は共通していますが、辛口のドライ・ベルモットを使う点、家庭でそのままタンブラーにビルドする点は今回のレシピと異なります。ただしこの由来は単一の海外資料に基づくもので、主要なカクテルデータベースでは同名の記載を確認できておらず、確定した定説とは言い切れません。「砂漠のオアシス」のイメージから名付けられたのかどうかも確たる記録は見当たらず、推測にとどめます。
見た目はソーダで満たすロングカクテルという点でキューバ・リブレやメキシコーラ、パライソ・トニックにも近いですが、コーラやトニックの甘みに頼らず、ジンとベルモットというベース酒同士を組み合わせるところがオアシス・クーラーらしいひと味違う仕上がりです。
レシピ
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ドライ・ジン | 45mL |
| ドライ・ベルモット | 45mL |
| レモンジュース | 1tsp |
| ソーダ | 適量 |
調製方法
- 氷を入れたタンブラーに、ソーダ以外の材料をすべて注ぐ。
- 軽くステアする。
- 冷やしたソーダを適量加え、軽くステアする。
使用グラス: タンブラー(クーラー系ロンググラス)
調製のポイント

ジンとベルモットを同量合わせますので、まずはこの二つをよくなじませることでしょうな。氷でしっかり冷やしてからソーダを加えると、炭酸が抜けにくく仕上がりますかと。

……ベルモットの香りが持ち味なんだから、ソーダを入れすぎない方がいい。薄めすぎると、ただのジンソーダになるわ。
飲んでみた感想
2015.05.31 初調製

使用した銘柄は、ジンがビーフィーター ロンドン・ドライ・ジン、ドライ・ベルモットがチンザノ「エクストラドライ」です。ドライ・ジンのキレにドライ・ベルモットのハーブ・スパイス感が重なり、そこへレモンジュースの酸味とソーダの爽快感が加わって、名前の通り砂漠のオアシスで喉を潤すような清涼感のある一杯でした。
チンザノ エクストラドライはそこまで高価ではなく、そのままでも楽しめるお酒です。食前酒として試してみるのもおすすめです。
調製記録
| 調製日 | 内容 | 使用銘柄(ジン) | 使用銘柄(ベルモット) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2015.05.31 | 初調製 | ビーフィーター | チンザノ エクストラドライ | 妻の晩酌として調製 |

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