こんばんは、kanatoです。
今回は、ジンとウォッカにカカオのリキュールを合わせるショートカクテル「ルシアン」を作りました。
材料だけを見るとかなり強そうな組み合わせですが、実際に飲んでみると印象は少し違いました。カカオの甘さにジンの爽やかな香りが重なって、思っていたよりもすっと飲める一杯です。

このカクテルについて
ルシアン(Russian)は、ドライ・ジン、ウォッカ、クレーム・ド・カカオを等量でシェークするショートカクテルです。
1930年刊行のHarry Craddock『The Savoy Cocktail Book』にも「Russian Cocktail」として、クレーム・ド・カカオ、ドライ・ジン、ウォッカをそれぞれ1/3ずつ使うレシピが掲載されています。シンプルな3材料の構成は、今回作ったものと同じです。
ただし、「Russian Cocktail」という名前には、これより前の1911年にも別の材料を使った同名レシピが確認されています。そのため名前そのものの起源までは断定せず、ここではSavoyに掲載されたジン+ウォッカ+カカオの系統として紹介します。
味わいの中心にあるのはクレーム・ド・カカオの甘さですが、ジンのボタニカルな香りが入ることで、単に甘いだけでは終わらないのが面白いところです。
レシピ
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ドライ・ジン | 20mL |
| ウォッカ | 20mL |
| クレーム・ド・カカオ ブラウン | 20mL |
3種類を1:1:1で合わせます。クレーム・ド・カカオはブラウンタイプを使います。
調製方法
- カクテルグラスをあらかじめ冷やしておきます。
- ドライ・ジン、ウォッカ、クレーム・ド・カカオをシェーカーに入れ、氷を加えてシェークします。
- 冷やしたカクテルグラスに注ぎます。
使用グラス:カクテルグラス
調製のポイント

三つの材料が等量ですから、分量をきちんと揃えるだけでも味が整いやすい一杯です。グラスまでしっかり冷やして、短くきれいに仕上げるのがよろしいでしょう。

……甘いからといって、軽いカクテルではないわ。飲みやすいときほど、ゆっくりでいい。
飲んでみた感想
2015.08.02 初調製

2015年の夏、妻の晩酌用に作ったときの記録です。材料だけを見るとかなり強そうなのに、実際には思ったより飲みやすかったというギャップが印象に残っていました。
このとき使ったのは、ビーフィーター、ウヰルキンソン・ウオッカ、BOLS Cacao Brown。3種類を20mLずつシェークしています。
グラスに注ぐと、ブラウンのカカオ・リキュールらしい茶褐色の仕上がり。表面にはシェークしたあとの細かな泡が少し残っていました。
飲んでみると、まず感じたのはカカオのやわらかな甘さです。そのあとからジンの爽やかなフレーバーが重なり、この二つが思った以上によく合っていました。ウォッカも入るため材料だけ見ればかなり強そうですが、口当たりではアルコールの強さをそこまで感じず、とても飲みやすく感じたのを覚えています。
もちろん、飲みやすいことと度数が低いことは別です。甘さに隠れてペースが上がりやすいので、ショートカクテルらしく、ゆっくり味わうくらいがちょうどよい一杯だと思います。
まとめ
ルシアンは、ジン、ウォッカ、クレーム・ド・カカオを等量で合わせる、とてもシンプルなショートカクテルです。
カカオの甘さにジンの爽やかさが重なり、材料から想像するよりも飲みやすいのが印象的でした。甘口のカクテルが好きだけれど、ミルク系とは少し違う一杯を試したいときにも面白い選択肢です。
調製記録
| 調製日 | 内容 | 使用銘柄 | レシピ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2015.08.02 | 初調製 | Beefeater/ウヰルキンソン・ウオッカ/BOLS Cacao Brown | 各20mLをシェーク | カカオの甘さとジンの爽やかさが好相性。飲みやすいが強めの構成 |

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