ドッグス・ノーズ / Dog’s Nose

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こんばんは、kanatoです。
今回は「ドッグス・ノーズ」を調製しました。

見た目はいつものビールと変わりません。でもひと口飲めば、ジンのキリッとした切れ味がすっと追いかけてくる——そんな大人のビールカクテルです。ビール好きにもジン好きにも、ぜひ一度試していただきたい一杯です。

このカクテルについて

ドッグス・ノーズは英語で「犬の鼻」を意味します。この少し変わった名前には、こんなエピソードが伝わっています。ある飼い主が愛犬にビールを飲ませようとしましたが、犬はまったく近づこうとしませんでした。そこでビールにジンを加えてみると——犬はグラスに鼻をつけたまま離れなくなったといいます。お酒に縁のない犬でさえ思わず嗅いでしまうカクテル、それが「ドッグス・ノーズ」の名の由来とされています。

このカクテルの歴史は古く、19世紀のイギリスにまでさかのぼります。ビクトリア朝時代のロンドンでは、労働者階級の人々に広く愛された飲み物でした。寒い冬の夜にビールで体を温め、ジンで一日の疲れを癒す——そんな庶民の飲み方として定着していたようです。チャールズ・ディケンズの小説『ピクウィック・ペーパーズ』(1836〜1837年)にも登場するとされており、その長い歴史を物語っています。

NBAではビールベースのカクテルに分類されていますが、ジンを使うことからジンベースに分類されることもあります。見た目は普通のビールと変わりませんが、ドライ・ジンが加わることでアルコール度数はぐっと高くなります。いつものビールと同じペースで飲み進めると足元をすくわれますので、くれぐれもご注意を。

このカクテルのカクテル言葉は「虚栄心」。ビールに見せかけてジンが潜んでいるあたり、なんとも言い得て妙な言葉です。

レシピ

材料

材料分量
ドライ・ジン45 mL
ビール適量

調製方法

  1. タンブラー(またはピルスナーグラス)をよく冷やしておく。
  2. ドライ・ジンをグラスに注ぐ。
  3. 冷えたビールをゆっくりと満たして、軽くステアする。

使用グラス:タンブラー(またはピルスナーグラス)

調製のポイント

ケンゾー
ケンゾー

グラスはしっかりと冷やしてから使われることをお勧めしますな。ドライ・ジンを先に注いでから、冷えたビールをゆっくりと満たしますと、泡もちょうどよく落ち着いて、ジュニパーの香りとビールの麦芽がうまく馴染んでまいりますかと思います。アルコール度数がぐっと上がっておりますので、飲みすぎにはどうぞご注意を。

ルナ
ルナ

……黒ビールで作ると、コクがまるで変わるわ。一度試してみる価値はあると思う。

飲んでみた感想

2016.02.17 初調製

ボンベイ・サファイアとキリン 一番搾りで初調製しました。いつものビールの苦味にジンの清涼感が加わって、ドライでさっぱりした仕上がりになります。アルコール度数はビールの3倍ほどになるとのことで——このときは実際に飲みすぎてしまいました(笑)。普段あまりビールを飲まない私には評価が難しいところですが、妻が「おいしい」と言ってくれたので、初調製としては合格点をもらえたようです。

2021.07.25 再調製①

前日に調製したシャンデー・ガフとは対照的に、こちらはビールでは物足りないという方向けの一杯です。ビーフィーター 40度とアサヒ ザ・リッチ(発泡酒)を組み合わせました。ビールのほのかな苦味にジンのキリッとした切れ味が加わって、夏らしいドライな仕上がりになります。グラスと材料はキンキンに冷やしておくのがポイントです。夏の暑さ凌ぎに格好の一杯でした。

調製記録

調製日内容使用銘柄(ジン)使用銘柄(ビール)備考
2016.02.17初調製ボンベイ・サファイアキリン 一番搾り
2021.07.25再調製①ビーフィーター 40度アサヒ ザ・リッチ(発泡酒)
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