LIQUEUR LIST(リキュール・リスト)

果実系リキュール

ホワイトキュラソー

  • コアントロー

この桜リキュールですが,今回はサントリーのジャポネ「桜」を使いました.
桜の花びらと葉を付け込んで作った和風リキュールで,豊かな香りが特徴です.

今回使ったオレンジ・キュラソーはオレンジの果皮で風味を付けた,香りの強い甘いリキュールです.
オレンジ果皮を水で戻してアルコールとともに蒸留し,果皮のさわやかな香気成分を抽出して作るリキュールをキュラソーと言いますが,その中でもオレンジの浸漬液を加えブランデーをきかせたものがオレンジ・キュラソーです.
さらに,その中でもトップブランドに位置づけられるのが「グランマルニエ」です.やはり一味も二味も違う気がします.

今回使用したオレンジビターズですが,ドイツの新鋭ビターズメーカー『The Bitter Truth』のものを使用しました.
オレンジピールとナツメグ,カルダモンのスパイスが特徴です.アンゴスチュラ・ビターズとはまた違った奥深さがあります.

今回はライチ・リキュールに「パライソ ライチ」を使いました.

楽園という名の本格ライチリキュール”パライソ”
甘さを抑えて飲みやすく、自然なライチ果実の味わいが特長のパライソ。カクテルにしても、ライチらしいみずみずしさが活きています。ラベルはステンドグラスをイメージしたクリアで明るいデザインです。
~サントリーのウェブサイトより引用~

 

今回の材料ですが,ベルモットはどちらもチンザノで作ってみました.
チンザノはドライ,スイートという識別ではなく,エクストラドライ,ロッソ,ビアンコなので少しわかりにくいですが,エクストラドライとビアンコはドライベルモット,ロッソがスイートベルモットに割り振られます.
また,スイートベルモットは色が違いますが,カラメルなどで着色しているためです.

ちなみにチンザノを生産しているフランジェスコ・チンザノ社は長い歴史を持っており,創業はベルモットの生産が始まったのと同時期の1707年だそうです.その後1750年代にチンザノ家が事業に本腰を入れ始め,今では世界20ヶ国に展開する大手酒メーカーに成長しています.
カクテルだけではなく食前酒としても楽しめ,普通のスーパーなどでも簡単に手に入り,価格も1000円~1500円くらいですので,ぜひ試してみてください.

白ワインをベースにハーブやスパイスなどを加えてカラメルで着色した,ほのかな苦みがおいしい甘口ベルモットです

ベルモットのブランドとしては世界的に有名で,現在はカンパリ・グループの一ブランドになっています.

今回使用したパッソアは「楽園」という意味の自然なライチの風味のリキュールです。

ちなみに今回使用したリキュール「ヒーリング・チェリーリキュール」はデンマーク産のリキュールで,ピーター・ヒーリングさんがコペンハーゲンでこのリキュールを売り出したのは1818年のことだそうです.自家農園に13万本あるチェリーの木から収穫した100%ナチュラルな原料を使用しており,さらに3年以上の熟成を経て製品化されています。ライトでナチュラルな味わいが特徴です.

今回使用したチェリーブランデー「ヒーリング・チェリー・リキュール」ですが,チェリー・ブランデーの代表格とされていますが,実はブランデーベースではなく,中性スピリッツをベースに製造されているそうです.あれ?

今回はアプリコット・リキュールにいつもの「ルジェ クレーム・ド・アプリコット」です.

フランス・ディジョン地方で収穫された良質のアプリコット(あんず)を使用したアプリコットリキュール。ジューシーなあんずの実を一瓶に約35個分も使用。色も香りも味わいも華やかな印象に仕上がっています。

ちなみにスロージンはスローベリー(別名:西洋スモモ)というプラムの1種をスピリッツに浸漬して作られるリキュールです.
そのままでも,ソーダで割ったりしてもおいしいです.

 

本日使用したのは,1745年にスコットランドで誕生したリキュール「ドランブイ」です.

熟成された数種のスコッチウイスキーにレシピ非公開のハーブ、スパイス、ヘザーハニーを加えたリキュール。ドランブイという変わった名前は、ゲール語で「満足のゆくお酒」と言う意味のアンドラムビュイが語源。カクテルでは、ウイスキーとソーダを混ぜたラスティーネイルが有名。
原産地・スコットランド
~Amazon.co.jpの商品紹介から引用~

 

「ヨーグリート」はプレーンヨーグルトをボトル詰めしたようなさわやかな味わいが特徴のヨーグルト・リキュールです.
カクテルベースに最適.グラスで楽しむおしゃれなヨーグルトです.ボトルもかわいいですね

今回はライチ・リキュールには「パライソ ライチ」を使いました.
もう一つの有名なライチ・リキュール「DITA」と比べると,香りは少し抑えめで自然な風味です.
ちなみに「パライソ」も「DITA」もフランスの会社が製造・販売しているんですね.少し意外なような・・・.

 

久しぶりに使ったのが「アンゴスチュラ・ビターズ」です.
ラムにリンドウの根から取る苦味成分ジェンシアンなどを配合したもので,苦みがかなり強いです.
カクテルには少量しか使わないので,1本で長く使えそうですね・・・.

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