こんばんは、kanatoです。
今回は「アプリコット・フィズ」を作りました。
アプリコット・ブランデーにレモン・ジュース、砂糖、ソーダを合わせる、甘酸っぱくて爽やかなロングカクテルです。杏の香りはふんわり甘く、そこにレモンの酸味と炭酸の軽さが加わるので、暑い季節にすっと飲みたくなる一杯です。
アプリコット・フィズとは
アプリコット・フィズは、アプリコット・ブランデーをベースに、レモン・ジュース、砂糖、ソーダを合わせるフィズ系のカクテルです。
フィズは、ベース酒に柑橘の酸味と甘みを加え、最後にソーダで仕上げるスタイルのカクテルです。代表的なものではジン・フィズがありますが、アプリコット・フィズではジンの代わりに杏の香りを主役にします。
構成としては、アプリコットの香りを主役にしつつ、レモンで酸味を足し、砂糖で角を整え、ソーダでロングドリンクとして仕上げる一杯です。甘味・酸味・炭酸の3つでバランスを取るため、レシピ自体はシンプルでも、素材の性格が味に出やすいカクテルだと思います。
ここでいうアプリコット・ブランデーは、杏の香りを持つブランデー系リキュールとして扱われることが多い素材です。銘柄によって甘さや度数に差が出るため、同じレシピでも仕上がりの印象は少し変わります。

レシピ
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| アプリコット・ブランデー | 45 mL |
| レモン・ジュース | 20 mL |
| 砂糖 | 1 tsp |
| ソーダ | 適量 |
使用グラス:タンブラーまたはコリンズグラス
作り方
- シェーカーにソーダ以外の材料を入れる。
- 氷を加えてしっかりシェークする。
- 氷を入れたタンブラー、またはコリンズグラスに注ぐ。
- ソーダを満たし、軽くステアして完成。
調製のポイント

レモン・ジュースと砂糖が入りますから、まずはシェークでよくなじませることでございます。ソーダを注いだあとは、混ぜすぎず、軽くひと回しで仕上げると泡立ちが残りますかと。

……甘さで飲ませる一杯ではないわ。レモンの酸味をきちんと残す方が、アプリコットの香りも締まる。それだけ。
実際に作ってみた
2015.04.09 初調製

ひと口飲むと、最初にアプリコット・ブランデーの甘い香りがふわっと立ち、すぐあとからレモンの酸味が追いかけてきます。シェークで砂糖がなじんでいるので口当たりは丸いのですが、ソーダで伸ばしているぶん、甘さがべたつく感じはありません。
この日の記録では、マリーブリザールのアプリコット・ブランデーを使用しました。ルジェのクレーム・ド・アプリコットより甘味がやや控えめで、アルコール感も少ししっかりしています。そのぶん、炭酸で割っても香りがぼやけにくく、ロングカクテルとして飲みやすいバランスになりました。
作った時期はまだ少し肌寒さの残る頃でしたが、飲んだ印象はかなり夏向きです。氷を入れたグラスで冷たく仕上げると、杏の香りが甘く広がりすぎず、レモンと炭酸で後味がすっと切れていきます。気温が高い日の夕方や、軽く食事をしたあとの一杯にもよく合いそうです。
アプリコット系カクテルとしての楽しみ方
アプリコット・ブランデーの香りをより素直に楽しむなら、ショートカクテルのアプリコット・カクテルと比べるとわかりやすいです。アプリコット・カクテルは果実感をぎゅっとまとめた甘口の一杯ですが、アプリコット・フィズはそこにソーダの軽さが加わります。
同じアプリコット・ブランデーを使うロングカクテルとしては、シーブリーズ・クーラーも近い位置にあります。シーブリーズ・クーラーはジンやグレナデンも加わるため、より複雑で涼しげな印象です。
一方で、アプリコット・ブランデーを副材料として使うナショナルと比べると、アプリコット・フィズは杏の香りがより前に出ます。アプリコット系のカクテルを飲み比べると、同じ素材でも「主役にするか、支える側に回すか」で印象が大きく変わるのが面白いところです。
まとめ
アプリコット・フィズは、アプリコット・ブランデーの甘い香りに、レモンの酸味とソーダの爽快感を重ねるロングカクテルです。甘口ではありますが、レモンと炭酸のおかげで後味は軽く、暑い季節にも飲みやすい一杯にまとまります。
マリーブリザールのように少し甘味控えめのアプリコット・ブランデーを使うと、香りは残しながらもすっきりした印象に。杏の香りを軽やかに楽しみたいとき、よく冷やしたグラスで試してみたいカクテルです。
調製記録
| 調製日 | 内容 | 使用銘柄(アプリコット・ブランデー) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2015.04.09 | 初調製 | マリーブリザール アプリコットブランデー |

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