こんばんは、kanatoです。
今回は「ワイオミング・スイング」を作りました。
ドライ・ベルモットとスイート・ベルモット、両方を主役に据えて、オレンジ・ジュースとソーダで仕上げるロングカクテルです。見た目はやさしい色合いですが、ベルモットの香りがしっかり前に出る、飲みごたえのある一杯だと思います。
ワイオミング・スイングとは
ワイオミング・スイングは、ドライ・ベルモットとスイート・ベルモット、オレンジ・ジュース、砂糖、ソーダを合わせるロングカクテルです。多くのカクテルではベルモットは脇役として使われますが、このカクテルではドライとスイートの両方を主役に据えるのが特徴です。
ベルモットをベースにした代表的なカクテルにはアメリカーノがありますが、アメリカーノはカンパリの苦みが軸になるのに対し、ワイオミング・スイングはオレンジ・ジュースの甘みとソーダの爽やかさでまとめる、より飲みやすい構成です。
構成としては、ドライ・ベルモットの香りとスイート・ベルモットの甘さでベースを作り、オレンジ・ジュースで果実感を足し、砂糖で角を整え、ソーダで軽さを加える一杯です。度数はそれほど高くありませんが、ベルモット自体の香りとアルコール感はしっかり残るので、軽い口当たりに油断せず味わいたいところです。

レシピ
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ドライ・ベルモット | 20 mL |
| スイート・ベルモット | 20 mL |
| オレンジ・ジュース | 20 mL |
| 砂糖 | 1 tsp |
| ソーダ | 適量 |
使用グラス:ゴブレット
作り方
- シェーカーにソーダ以外の材料を入れる。
- 氷を加えてしっかりシェークする。
- 氷を入れたゴブレットに注ぐ。
- ソーダを満たし、軽くステアする。
- カット・オレンジを飾って完成。
調製のポイント

ドライとスイート、両方のベルモットを主役に使うのは、私もあまり見かけない組み合わせかと思います。オレンジ・ジュースは果肉の少ないものを選ばれると、口当たりがより滑らかに仕上がりますでしょう。

……度数は低めに見えるけれど、ベルモットそのものはしっかり効くわ。飲みやすさに任せてペースを上げない方がいい。
実際に作ってみた
2016.02.25 初調製

グラスに注ぐと、まずドライ・ベルモットの香草のような香りが立ち、そこにスイート・ベルモットの甘さとオレンジの香りが重なります。ソーダを加えると香りがふわっと広がり、口当たりは見た目よりもすっきりとしています。
この日はオレンジ・ジュースと飾りの両方に、いただきものの「ネーブル」を使いました。色味は淡いオレンジ色に仕上がりましたが、ネーブル特有の甘みが加わり、酸味の角が取れて全体的に飲みやすい印象になりました。
ドライとスイートのベルモットを同量合わせているので、香草の苦みと果実の甘さのどちらかに偏らず、バランスの取れた味わいに仕上がります。冷えたグラスでゆっくり飲むと、ベルモットの香りの違いを感じ取りやすい一杯です。
ベルモット系カクテルとしての楽しみ方
同じチンザノ ヴェルモット ロッソを使うカクテルとしては、インディアン・リバーがあります。インディアン・リバーはウイスキーがベースで、スイート・ベルモットはグレープフルーツの酸に寄り添う要の脇役ですが、ワイオミング・スイングではドライ・ベルモットと並んで主役を務めます。
苦みを軸にしたベルモットのカクテルと比べたいときは、アメリカーノも参考になります。アメリカーノはカンパリの苦みが主役で、ベルモットとソーダが脇を固める構成です。ワイオミング・スイングはその逆で、ベルモット自体を主役にして、オレンジ・ジュースとソーダで飲みやすくまとめています。
まとめ
ワイオミング・スイングは、ドライとスイートのベルモットを両方主役に据えた、珍しい構成のロングカクテルです。オレンジ・ジュースの甘みとソーダの爽やかさで飲みやすく仕上がっていますが、ベルモット本来の香りとアルコール感はしっかり残ります。普段は脇役になりがちなベルモットの個性をじっくり味わいたいときに、試してみたい一杯です。
調製記録
| 調製日 | 内容 | 使用銘柄(ドライ・ベルモット) | 使用銘柄(スイート・ベルモット) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2016.02.25 | 初調製 | チンザノ ヴェルモット エクストラドライ | チンザノ ヴェルモット ロッソ | オレンジ・ジュース、飾りともにネーブルを使用 |

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