こんばんは、kanatoです。
今回は「ガルフ・ストリーム」を調製しました。
メキシコ湾流をイメージした、エメラルドグリーンの色合いが印象的なトロピカルカクテルです。ピーチの甘さとグレープフルーツの爽やかさが絶妙に重なって、お酒が苦手な方でもぐいぐい飲めてしまう一杯に仕上がります。
このカクテルについて
「ガルフ・ストリーム(Gulf Stream)」という名前は、大西洋を流れる世界最大級の温暖海流「メキシコ湾流」に由来します。赤道付近からカリブ海を経て北大西洋へと流れ込み、ヨーロッパの温暖な気候を支えることで知られるこの海流は、日本の「黒潮」と並んで世界最大規模を誇ります。幅は約200km、最大で毎秒2.5mという勢いで流れる壮大な海流です。
このカクテルがいつ・誰によって考案されたのか、正確な記録は残っていません。トロピカルカクテルが人気を集めた時代に生まれたとされており、シェークによって立つ細かな気泡が、エメラルドグリーンに輝く液体に表情を与え、まさにメキシコ湾流の海面を思わせる仕上がりになることが名前の由来とされています。カクテル言葉は「リゾート気分」です。
余談ですが、アーネスト・ヘミングウェイが考案した「デス・イン・ザ・ガルフ・ストリーム(メキシコ湾流の死)」という同じ名前を冠したカクテルがあります。こちらはジュネヴァ(ジンの原型とされるオランダのスピリッツ)・ライム・砂糖・アロマティック・ビターズを合わせた、まったく異なるカクテルです。バーで話のネタになるかもしれません。
レシピ
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ウォッカ | 30 mL |
| ピーチ・リキュール | 30 mL |
| ブルー・キュラソー | 15 mL |
| グレープフルーツ・ジュース | 60 mL |
| パイナップル・ジュース | 15 mL |
調製方法
- すべての材料をシェーカーに入れる
- しっかりとシェークする(振りすぎると氷が溶けて味が薄まるので注意)
- 大きめの氷を入れたオールド・ファッションド・グラスに注ぐ
使用グラス:オールド・ファッションド・グラス(ロックグラス)
ケンゾーのひとこと

材料が多く糖度も高めですので、シェークでしっかりと冷やしながら均一に混ぜ合わせることが肝要でしてな。ただ、振りすぎますと氷が溶けすぎて味が薄まってしまいますかと。ウォッカはクセの少ないものを選ばれますと、ピーチとグレープフルーツのバランスが生きてきますな。

……ブルー・キュラソーの量で色が決まるわ。多めにすると深みのある青緑に、少なめにするとスッキリした水色に。好みで調整する価値はあるわよ。
飲んでみた感想
2014.12.21 初調製

妻の晩酌として調製しました。ピーチ・リキュールはサントリーの「ミス・ピーチ」を使いました。ピーチツリーなどに比べて少し甘味が強い印象で、20年ほど前に大ヒットしたリキュールだそうです。今となっては入手しにくくなりましたが、当時は手軽に使える桃のリキュールとして重宝していました。
通常はオールド・ファッションド・グラスに注ぐところ、今回は脚付きゴブレットを使いました。ブルー・キュラソーが少し多めになったのか、深みのある緑がかった青色に仕上がりましたが、これはこれで印象的な色合いになりました。妻の評価は79点でした。
2021.09.12 再調製①

手元にウォッカがなかったため、アルコール度数を抑えた「aVia」を代わりに使用しました。ピーチ・リキュールはルジェの「クレーム・ド・ペシェ」、ブルー・キュラソーはボルスのものを使っています。グレープフルーツジュースはTropicana、パイナップルジュースはDoleの市販品です。
味わいは甘くてジュースのような飲み心地で、材料が多いせいかフルーツの風味が複雑に重なって面白さがありました。ウォッカのアルコール度数が低かったこともあり、アルコール感はほとんど感じないくらいするすると飲めてしまいます。本来のレシピの通り、通常のウォッカでも試してみたいところです。
調製記録
| 調製日 | 内容 | ウォッカ | ピーチ・リキュール | ブルー・キュラソー | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014.12.21 | 初調製 | ウヰルキンソン | サントリー・ミス・ピーチ | マリー・ブリザール | 脚付きゴブレット使用。妻79点。 |
| 2021.09.12 | 再調製① | aVia(低アルコール) | ルジェ クレーム・ド・ペシェ | ボルス ブルー・キュラソー |

コメント