こんばんは、kanatoです。
今回は「テキサス・フィズ」を調製しました。
ジン・フィズにオレンジ・ジュースを加えた、夏にぴったりのロング・カクテルです。炭酸の爽快感とオレンジの甘み・酸味が合わさって、ゴクゴク飲める大人のソフトドリンクといった印象でした。
テキサス・フィズについて
テキサス・フィズは、ジン・フィズにオレンジ・ジュースを加えた変形版のカクテルです。ベースとなるジン・フィズ(ジン・レモン・シュガー・ソーダ)に、オレンジの甘みと彩りをプラスすることで、より飲みやすく、見た目にも鮮やかな一杯に仕上がります。
このカクテルが生まれたのは、意外にもテキサスではなくロンドンです。1922年、禁酒法でアメリカ中のバーが閉まっていた時代に、ロンドンのシロズ・クラブのハリー・マクエルホンと、エンバシー・クラブのロバート・ヴェルミエールが、それぞれのカクテルブックにこのレシピを掲載しました。禁酒法下のテキサスではまだ合法的に飲めなかったのに「テキサス・フィズ」と名付けられたのは、少しユーモラスな歴史の一幕です。
その後、1930年の『サヴォイ・カクテルブック』にも収録されて広く知られるようになります。さらに1936年には、パリのリッツ・ホテルのバーテンダー、フランク・マイヤーがソーダをシャンパンに替えた豪華版を生み出し、富裕層のテキサン客たちに大好評を博しました。
「テキサス」という名前の由来については、カクテルのオレンジ色がテキサス大学のカラー「バーント・オレンジ(Burnt Orange)」に似ているからだと言われています。もっとも起源の詳細については諸説あり、確かなことはわかっていません。
レシピ
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ドライ・ジン | 45 mL |
| オレンジ・ジュース | 20 mL |
| ガム・シロップ | 2 tsp |
| ソーダ | 適量 |
調製方法
- ソーダ以外の材料をシェーカーに入れ、しっかりとシェークする。
- 氷を入れたタンブラー(またはコリンズグラス)に注ぐ。
- ソーダを適量加え、軽くステアする。
- スライス・オレンジやマラスキーノ・チェリーを飾る。
使用グラス:タンブラー(またはコリンズグラス)
ケンゾーのひとこと

シェークはしっかり振るとよろしいかと思います。オレンジ・ジュースに空気を含ませることで、口当たりがぐっと柔らかくなってきますな。搾りたての果汁を使うと、また別格の仕上がりになりますかと。

……ソーダをシャンパンに替えると、まるで別のカクテルになるわ。パリのリッツで生まれたバージョンがそれ。試す価値はあるの。
アレンジレシピ
シャンパン版(テキサス・フィズ・ロワイヤル風)
ソーダの代わりにシャンパン(または辛口のスパークリング・ワイン)を使うと、豪華で華やかな一杯になります。パリのリッツ・ホテルで生まれたバージョンで、グレナデン・シロップを少量加えるレシピもあります。食前酒やパーティーの一杯にぴったりです。
レモン追加版
オレンジ・ジュースとともにレモン・ジュースも加えるバリエーションもあります。それぞれ約1/2個分(各10〜15 mL程度)を目安にすると、酸味が加わってよりすっきりとした仕上がりになります。
飲んでみた感想
2021.08.21 初調製

ジンはビーフィーター クラウンジュエルを使いました。その他の材料はうちにあったものです。
夏場にぴったりの一杯で、ゴクゴクと飲める爽やかさが印象的でした。オレンジが効いていて、大人のソフトドリンクという感じです。今回は少々オレンジ・ジュースの色合いが弱く、レモン・ジュースのような淡い色合いになってしまいましたが、ジュースの種類や鮮度によって色と味わいはかなり変わりそうです。次回は少し多めに入れてみようと思います。
調製記録
| 調製日 | 内容 | 使用銘柄(ジン) |
|---|---|---|
| 2021.08.21 | 初調製 | ビーフィーター クラウンジュエル |

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