
🔄 最新の調製記録(2026.04.29) バカルディ・カルタ・ブランカで再調製しました。砕氷を浮かせたスタイルで爽やかに仕上げています。詳細は下の感想欄へ。
こんばんは、kanatoです。
今回は「ダイキリ」を調製しました。
少し暑くなってきた4月末、キンと冷えたカクテル・グラスに砕氷を浮かせて、すっきりいただきました。ヘミングウェイが愛した一杯を、家で。
このカクテルについて
「ダイキリ」はライト・ラムをベースとするショートカクテルで、ラム・カクテルを代表する一杯です。カクテル名はキューバ南東部にある鉱山「ダイキリ」に由来しています。1896年頃、当地で技師として働いていたアメリカ人のジェニングス・コックスが、灼熱の地での清涼感を求めてキューバ特産のラムにライム・ジュースと砂糖を混ぜて飲んだのが始まりとされています。当初は名もない飲み物でしたが、やがてサンティアゴ市内のバーへと持ち込まれ、現在のような洗練されたレシピへと進化しました。
このカクテルを語るうえで欠かせないのが、文豪アーネスト・ヘミングウェイのエピソードです。彼はハバナ旧市街のバー「ラ・フロリディータ」に足しげく通い、「わがモヒートはボデギータにて、わがダイキリはフロリディータにて」との言葉を残したのは有名な話です。ただし彼が好んで飲んでいたのは、通常のダイキリではなく、ダブルのラムにグレープフルーツ・ジュースとマラスキーノを加えた砂糖なしのフローズン・スタイル。後に「パパ・ダイキリ」と呼ばれるこの特製版は、今もラ・フロリディータで楽しめます。
材料はシンプルですが、酸味と甘みのバランスが仕上がりを大きく左右するため、バーテンダーの腕が試されるカクテルとも言われています。ダイキリのカクテル言葉は「希望」。灼熱の鉱山で明日に向かって働いた人々をイメージした言葉かもしれません。
レシピ
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ライト・ラム | 45mL |
| ライム・ジュース | 15mL |
| 砂糖(またはガム・シロップ) | 1tsp |
※ライム・ジュースはレモン・ジュースで代替できますが、味わいはかなり変わります。ガム・シロップを使うと冷たい状態でも溶けやすく扱いやすいです。ラムと果汁の比率は3:1がバランスのよい目安です。
調製方法
- 砂糖を使う場合は、シェーカーに先に材料を合わせてバースプーンでよく撹拌し、砂糖をできるだけ溶かしておく。
- 氷を加えてしっかりシェークする。
- 冷やしたカクテル・グラスに注ぐ(お好みで砕氷を浮かせても)。
使用グラス:カクテル・グラス
ケンゾーのひとこと

砂糖がなかなか溶けにくいのが、このカクテルの難しいところでしてな。氷を入れる前に、バースプーンでしっかり撹拌して溶かしておかれるとよろしいかと思います。フレッシュのライムが手に入るときは、ぜひそちらをお使いくださいませ。香りが格段に立ちますな。

……ガム・シロップに替えると、溶け残りの心配がなくなるわ。仕上がりも滑らかになる。それだけで、ずいぶん印象が変わるものよ。
飲んでみた感想
2016.01.06 初調製

妻の晩酌として調製した一杯です。バカルディ・ホワイトをベースに、ライム・ジュースとグラニュー糖を合わせたスタンダードなレシピで作りました。ライトなラムの飲み口に、ライムの爽やかな酸味と砂糖の甘みが重なる、シンプルながらバランスの取れた仕上がりでした。年明けから白いカクテルが続いていた時期でしたが、このすっきりとした味わいはいつ飲んでも心地よいです。
2020.04.04 再調製①

バカルディ・ホワイトにサントリーのカクテルレモンを使い、グラニュー糖を加えた一杯です。砂糖は氷を入れる前にバースプーンでよく撹拌して、できるだけ溶かしてからシェークしました。手早く強めにシェークして、砕氷をグラスに浮かせる形で仕上げています。4月でまだ少し肌寒い時期でしたが、さわやかなレモンとラムのコクに適度な甘みが合わさって、やはりおいしい一杯でした。ヘミングウェイが好んで飲んだのも納得です。
2026.04.29 再調製②

少し暑くなってきた4月末、涼しさを求めての再調製です。バカルディ・カルタ・ブランカをベースに、ライム果汁はボトルのものを使いました。砕氷をそのままグラスに浮かせて、冷たいまますぐに飲んでもらえるよう仕上げています。砂糖が溶けきるよう、いつもより少し強めにシェークしました。妻にも好評で、バカルディを使ったカクテルが気に入っている様子でした。
アレンジレシピ:フローズン・ダイキリ
ダイキリの材料にクラッシュド・アイスを加えてミキサーにかけ、シャーベット状に仕上げたものが「フローズン・ダイキリ」です。キューバでは通常のシェーク・スタイルよりこちらが主流とも言われており、ヘミングウェイが通ったラ・フロリディータでもフローズン・スタイルが看板メニューです。ヘミングウェイはグレープフルーツ・ジュースとマラスキーノを加えた砂糖なしの特製版(パパ・ダイキリ)を好みましたが、通常のレシピをそのままフローズンにするだけでも、夏らしい一杯が楽しめます。
調製記録
| 調製日 | 内容 | 使用銘柄(ラム) | 使用銘柄(果汁) |
|---|---|---|---|
| 2016.01.06 | 初調製 | バカルディ・ホワイト | フレッシュ・ライム |
| 2020.04.04 | 再調製① | バカルディ・ホワイト | サントリー カクテルレモン |
| 2026.04.29 | 再調製② | バカルディ・ホワイト | ライム果汁(ボトル) |

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