こんばんは、kanatoです。
今回は「カミカゼ」を調製しました。
ウォッカ、ホワイト・キュラソー、ライム・ジュースを合わせる、切れ味のよいショートカクテルです。名前の印象はかなり強いですが、レシピ自体はとてもシンプルで、材料の質とシェークの冷え方がそのまま味に出る一杯です。
このカクテルについて
カミカゼは、ウォッカをベースに、ホワイト・キュラソーとライム・ジュースを合わせて作るカクテルです。構成だけを見ると、テキーラを使うマルガリータをウォッカに置き換えたような一杯で、酸味・甘味・アルコール感の輪郭がはっきりしています。
名前の「Kamikaze」は日本語の「神風」に由来します。由来については諸説あり、第二次世界大戦後に日本の米軍基地で作られたとする説、横須賀基地で生まれたとする説、1970年代以降のアメリカのショット文化の中で広く知られるようになったとする説明があります。戦争を想起させる名前でもあるため、ここでは断定せず、味わいの「鋭い切れ味」を表す名前として控えめに扱います。
レシピの系統としては、バラライカ や エックス・ワイ・ジー と同じく、「ベーススピリッツ + ホワイト・キュラソー + 柑橘」の三要素で作るサワー系の仲間です。ジンなら ホワイト・レディ、ブランデーなら サイド・カー に近く、ベースを変えるだけで印象が大きく変わるのが面白いところです。

レシピ
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ウォッカ | 20 mL |
| ホワイト・キュラソー | 20 mL |
| ライム・ジュース | 20 mL |
| ライムスライス | 1枚 |
調製方法
- ライムスライス以外の材料をシェーカーに入れる。
- 氷を加え、しっかりとシェークする。
- 冷やしたカクテルグラスに注ぐ。
- 好みでライムスライスを添える。
使用グラス:カクテルグラス
※氷入りのオールドファッションドグラスに注ぐオン・ザ・ロックのスタイルでも楽しめます。
ケンゾーの一言アドバイス

このカクテルは、ライムの酸味が芯になりますな。できればフレッシュ・ライムを使い、ホワイト・キュラソーはコアントローのように香りのきれいなものを選ぶと、切れ味がすっきり出ますかと。シェークは強めに振っていただいて構わないですな。

……甘くしすぎない方がいいわ。これは、角を丸めるより切れ味を楽しむ一杯よ。
飲んでみた感想
2016.01.04 初調製

今回はウォッカに「スミノフ No.21」、ホワイト・キュラソーに「コアントロー」を使いました。写真ではカクテルグラスで仕上げていますが、白くうっすら濁った見た目からも、ライムの酸味がしっかり効いていることが伝わります。
口に含むと、最初にライムの鋭い酸味が来て、その後からコアントローのオレンジの香りがふわっと広がります。ウォッカベースなので香りの主張は控えめですが、そのぶん柑橘の輪郭がはっきり出ます。等量レシピのため甘味もありますが、全体としてはかなりシャープで、ゆっくり味わうショートカクテルという印象です。
別のレシピではオールドファッションドグラスに氷を入れるスタイルも紹介されていますが、今回のようにカクテルグラスへ注ぐと、よりすっきりとした印象になります。名前の強さに負けない、きりっとした一杯でした。
アレンジレシピ
オン・ザ・ロック
シェークしたカミカゼを、氷を入れたオールドファッションドグラスに注ぐスタイルです。冷たさが長く続き、少しずつ薄まることで酸味とアルコール感がやわらぎます。ゆっくり飲みたいときはこちらが向いています。
ドライなクラシック寄り
古い記録では、ウォッカ45mL、ライム・ジュース15mL、キュラソー1tspという、かなりドライな配合も紹介されていました。現在の等量レシピより甘味が少なく、ウォッカとライムの鋭さが前に出るスタイルです。かなり強めなので、少量で試すのがよさそうです。
ブルー・カミカゼ
ホワイト・キュラソーをブルー・キュラソーに替えると、青い色合いのブルー・カミカゼになります。味の構成は大きく変わりませんが、見た目がぐっと華やかになります。
調製記録
| 調製日 | 内容 | 使用銘柄(ウォッカ) | 使用銘柄(ホワイト・キュラソー) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2016.01.04 | 初調製 | スミノフ No.21 | コアントロー | カクテルグラスを使用 |


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