こんばんは、kanatoです。
今回は「ローン・ツリー・クーラー」を作りました。
ジンとドライ・ベルモットに、オレンジ・ジュースとレモン・ジュースを合わせてソーダで割る、夏向けのロングカクテルです。淡い黄色の見た目どおり、口当たりはすっきりとやさしい一杯でした。

このカクテルについて
「ローン・ツリー」の名を冠したカクテルは、1900年刊行の『The Cocktail Book, A Sideboard Manual for Gentleman』や1913年の『Applegreen’s Bar Book』にすでに登場しており、その後もジャック・ストラウブ(1914年)やアルバート・クロケット(1931年)といった書き手のレシピ集にも取り上げられてきた古典的な一杯です。もっとも、そちらはジンとベルモットをステアして仕上げる短いカクテルで、1930年代以降のレシピではオレンジ・ビターズを効かせたマティーニに近い仕立てへと洗練されています。
今回作った「ローン・ツリー・クーラー」は、同じ名を持ちながらも趣向を変え、オレンジ・ジュースとレモン・ジュースを加えてソーダで満たす、クーラースタイルのロングドリンクです。
同じくジンとドライ・ベルモットを土台にしたクーラーとしては、以前ご紹介したオアシス・クーラーがあります。あちらはジンとベルモットを同量に、レモン・ジュースだけで辛口に仕上げた一杯でしたが、今回のローン・ツリー・クーラーはジンをやや多めにし、オレンジ・ジュースを加えることで、より甘くフルーティーな仕上がりになっています。
レシピ
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ドライ・ジン | 30mL |
| ドライ・ベルモット | 15mL |
| オレンジ・ジュース | 30mL |
| レモン・ジュース | 10mL |
| ソーダ | 適量 |
調製方法
- ソーダ以外の材料をシェーカーに入れ、氷を加えてシェークします。
- 氷を入れたゴブレットに注ぎます。
- ソーダを適量加え、軽くステアします。
使用グラス: ゴブレット(ロンググラス)
調製のポイント

オレンジ・ジュースとレモン・ジュースの両方が入りますから、ジンの香りが負けすぎないよう、しっかりとシェークして空気を含ませるとよろしいでしょう。ジンは香りのしっかりしたものを選ばれると、果汁に負けず引き締まりますかと。

……オレンジの甘さが前に出て、こちらの方が親しみやすいわ。辛口が好きなら、ベルモットをもう少し利かせてもいいけれど。それだけ。
飲んでみた感想
2015.10.17 初調製

妻の晩酌用に作ったときの記録です。このときのジンは「ボンベイ・サファイア」を使いました。味わいもさることながら、ブルーのボトルがなかなか目を引きます。
グラスに注ぐと、淡い黄色の仕上がり。オレンジ・ジュースとレモン・ジュースの両方が入るぶん、香りはフルーティーで華やかです。
飲んでみると、ほんのりとした甘さとフルーティーさが先に立ち、そのあとにソーダの爽やかさが抜けていきます。アルコール分もそこまで高くなく、するすると飲みやすい一杯でした。
調製記録
| 調製日 | 内容 | 使用銘柄 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2015.10.17 | 初調製 | ボンベイ・サファイア | 淡い黄色でフルーティー、甘みは控えめで飲みやすい |

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