こんばんは、kanatoです。
今回は、妻の晩酌用に作った一杯「フロリダ」をご紹介します。
オレンジ・ジュースをたっぷり使い、そこへジンとキルシュ、ホワイト・キュラソーを少しずつ忍ばせた、フルーティーで飲みやすいカクテルです。柑橘の爽やかさが好きな方におすすめの一杯です。
このカクテルについて
フロリダは、アメリカのフロリダ州にちなんで名づけられたカクテルです。州の特産であるオレンジの色合いを映したような、明るい黄〜オレンジ色が特徴です。
実は「フロリダ」には大きく2つのタイプがあります。ひとつはオレンジ・ジュースやレモン・ジュースに砂糖とビターズを合わせたノンアルコール版。もうひとつが、そこにジンを少し加えたお酒入りのレシピです。古くは1930年刊行の『The Savoy Cocktail Book(サヴォイ・カクテルブック)』が編まれた時代から知られる定番で、今回ご紹介するのは後者、ジンを使ったフロリダです。
ジンの量はごく控えめで、主役はあくまでオレンジ・ジュース。そこへキルシュワッサー(さくらんぼの蒸留酒)とホワイト・キュラソー(オレンジ風味のリキュール)を風味づけに少量効かせることで、ただ甘いだけではない、奥行きのあるフルーティーさに仕上がります。同じジン×オレンジ・ジュースの組み合わせが好きな方は、オレンジ・ブロッサムやブロンクスもあわせて楽しめます。
なお、お酒を抜いた「ノンアルコール版フロリダ」のレシピは、記事の後半で別途ご紹介します。

レシピ
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ドライ・ジン | 15 mL |
| オレンジ・ジュース | 40 mL |
| キルシュワッサー | 1 tsp |
| ホワイト・キュラソー | 1 tsp |
| レモン・ジュース | 1 tsp |
調製方法
- 材料すべてをシェーカーに入れ、氷を加える。
- よくシェークする。
- 氷を入れたオールドファッションド・グラスに注ぐ。
使用グラス:オールドファッションド・グラス(ロック)
調製のポイント

ジンはほんの15mLと控えめでしてな。主役はオレンジ・ジュースですから、果汁の鮮度がそのまま味に出ますかと。キルシュワッサーとホワイト・キュラソーは、ほんの1tspでも香りがぐっと立ちます。入れすぎず、風味づけ程度にとどめていただいて構わないかと思います。

……キルシュは安いものと良いもので香りがまるで違うわ。少ししか使わないぶん、ここはケチらない方がいい。
飲んでみた感想
2015.03.01頃 初調製

オレンジ・ジュースの明るい色合いがそのままグラスに映る、見た目にも爽やかな一杯でした。口に含むと、まずオレンジのフルーティーな甘さと酸味が広がり、そのあとからキルシュとキュラソーの香りがふわりと立ち上がります。ジンは控えめなので角がなく、すっきりと飲みやすい味わい。お酒に強くない妻の晩酌にもちょうどよい、やさしい口当たりでした。
調製記録
| 調製日 | 内容 | 使用銘柄(ジン) | 使用銘柄(ホワイト・キュラソー) | 使用銘柄(キルシュ) | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015.03.01頃 | 初調製 | ビーフィーター | コアントロー | マスネ キルシュ ヴュー | 妻の晩酌用 |
完全にお酒を抜きたい方へ(ノンアルコール版フロリダ)
冒頭で触れたとおり、フロリダにはお酒を使わないノンアルコール版もあります。こちらが本来「フロリダ」として広く知られているレシピです。
| 材料 | 分量の目安 |
|---|---|
| オレンジ・ジュース | 60 mL |
| レモン・ジュース | 15 mL |
| シュガーシロップ(または砂糖) | 1 tsp |
| アンゴスチュラ・ビターズ | 2〜3 dash |
材料を氷とともにシェークし、グラスに注ぎます。お好みでグレープフルーツ・ジュースを加えたり、ソーダで割って軽やかに仕上げる作り方もあります。
ひとつ注意点があります。アンゴスチュラ・ビターズは香りづけ用の調味料ですが、微量とはいえアルコールを含みます。お酒を完全に避けたい場合は、ビターズを抜くか、ノンアルコールタイプのビターズに置き換えてください。それだけで、お子さまや運転前の方でも安心して楽しめる一杯になります。

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