ニノチカ / Ninotchka

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こんばんは、kanatoです。
今回は、妻の晩酌用に作った一杯「ニノチカ」をご紹介します。

ウォッカにチョコレートの甘さ、そこへレモンの酸味を効かせた、少し変わったアレンジのカクテルです。甘いのに後味はすっきり。チョコ系の甘いカクテルが気になる方におすすめの一杯です。

このカクテルについて

ニノチカは、ウォッカをベースに、クレーム・ド・カカオ(チョコレートのリキュール)とレモン・ジュースを合わせてシェークするショートカクテルです。チョコレートの甘い香りと、レモンの酸味という意外な組み合わせが特徴で、飲むと甘さのあとにスッと酸味が抜けていきます。同じウォッカベースのショートカクテルが好きな方は、バラライカカミカゼもあわせて楽しめます。

名前の「ニノチカ」は、1939年のアメリカ映画『ニノチカ』に因むとよく言われます。グレタ・ガルボが主演した、ロシア革命後のパリを舞台にしたロマンティック・コメディで、それまでシリアスな役が多かったガルボが初めてコメディに挑んだ作品としても知られています。

ただし、由来には諸説あります。1939年当時のアメリカではウォッカはまだなじみの薄いお酒で、このカクテルがレシピ集に登場するのは1960年代に入ってから。そのため「実際には1960年代のニューヨークあたりで生まれたのでは」と見る向きもあります。映画の名にちなんだエレガントな響きが、いつしかこの一杯に重なっていったのかもしれません。

なお、お店などで一般的に作られるニノチカは、色の付かないホワイトのクレーム・ド・カカオを使い、淡い色に仕上げることが多い一杯です。今回はあえて茶色のブラウンを使い、落ち着いたチョコレート色に仕上げています。同じクレーム・ド・カカオを使うカクテルでも、ゴールデン・キャデラックはホワイトのカカオで黄金色に仕上げるので、白と茶の使い分けで表情が変わるのも面白いところです(このあたりは下の「調製のポイント」で触れます)。

Bar Kのカウンターで犬のバーテンダー・ケンゾーがチョコレート色のニノチカを差し出し、猫の常連客ルナがホワイトとブラウンのカカオの違いを示す紹介イメージ

レシピ

材料

材料分量
ウォッカ36 mL
クレーム・ド・カカオ(ホワイトまたはブラウン)12 mL
レモン・ジュース12 mL

調製方法

  1. 材料すべてをシェーカーに入れ、氷を加える。
  2. しっかりとシェークする。
  3. 冷やしたカクテルグラスに注ぐ。

使用グラス:カクテルグラス(ショート)

調製のポイント

ケンゾー
ケンゾー

レモン・ジュースが入っておりますから、しっかりと振って空気を含ませることでございます。口当たりがずいぶんやわらかくなりますかと。お店ではホワイトのカカオで淡く仕上げることが多いですが、ブラウンをお使いになれば、このように落ち着いたチョコレート色が楽しめますな。

ルナ
ルナ

……ブラウンのカカオは色が濃く出るわ。淡く澄ませたいならホワイト、チョコレートらしさを立てたいならブラウン。どちらにするかだけ。

飲んでみた感想

2015.03.07 初調製

完成したニノチカ。ウォッカとクレーム・ド・カカオ(ブラウン)、レモン・ジュースをシェークした落ち着いたチョコレート色のショートカクテル(2015.03.07 初調製)

ウォッカのアルコール感を、カカオの甘さがやわらかく包み込み、そこへレモンの酸味がすっと入ってすっきりまとめてくれます。甘味と酸味が合わさった独特の風味と香りが印象的でした。落ち着いたブラウンの液色もきれいで、見た目にも楽しめる一杯です(もう少し澄んだ色に出せればよかったのは反省点です)。

妻の採点は78点。「まあまあ」とのことでした。口当たりが良くて飲みやすいぶん、アルコールは意外としっかりしているので、飲むペースには気をつけたい一杯です。

調製記録

調製日内容使用銘柄(ウォッカ)使用銘柄(カカオ)備考
2015.03.07初調製ウィルキンソンボルス クレーム・ド・カカオ・ブラウン妻の採点78点。「口当たりが良く飲みやすいがアルコールは少し強め」

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