ハネムーン / Honeymoon

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こんばんは、kanatoです。
今回は「ハネムーン」を調製しました。

カルヴァドスに、ベネディクティン DOM、レモン・ジュース、オレンジ・キュラソーを合わせるショートカクテルです。名前からは甘い一杯を想像しますが、実際にはレモンの酸味がきれいに効いていて、甘みと爽やかさのバランスを楽しめます。

りんごのブランデーらしい果実味と、ベネディクティンの薬草系の香りが重なるので、シンプルなサワー系とは少し違う、クラシックで奥行きのある味わいです。

このカクテルについて

ハネムーンは、「新婚旅行」を意味する名前を持つクラシックカクテルです。英語の honeymoon という言葉は、結婚直後の甘い期間を表す語として説明されることが多く、蜂蜜酒(ミード)にまつわる説も語られます。カクテルとしてのハネムーンも、その名前どおり甘やかな印象を持ちながら、レモンの酸味で引き締まるのが魅力です。

レシピの中心になるのは、カルヴァドスとベネディクティン DOMです。カルヴァドスはりんごを原料にしたフランスのブランデーで、今回の調製ではカルヴァドス ブラー グランソラージュを使用しました。ベネディクティンは、27種類の植物やスパイスを使うフランスのハーブ系リキュールで、蜂蜜を思わせる甘さと複雑な香りを添えてくれます。

外部資料では、Hugo R. Ensslin のカクテルブックに記録された古典的な一杯として紹介されることがあります。別名は「ファーマーズ・ドーター」。どこか素朴な名前ですが、味わいは意外と上品で、カルヴァドスの果実味、ベネディクティンの甘み、レモンの酸味がきれいに重なります。

レシピ

材料

材料分量
カルヴァドス20 mL
ベネディクティン DOM20 mL
レモン・ジュース20 mL
オレンジ・キュラソー3 tsp(約15 mL)

調製方法

  1. カルヴァドス、ベネディクティン DOM、レモン・ジュース、オレンジ・キュラソーをシェーカーに入れる。
  2. 氷を入れてしっかりとシェークする。
  3. 冷やしたカクテルグラスに注ぐ。

使用グラス:カクテルグラス

ケンゾーの一言アドバイス

ケンゾー
ケンゾー

カルヴァドスとベネディクティンを同量で合わせますから、香りの弱いりんごブランデーですとリキュールに負けやすいでしょう。レモン・ジュースは酸味を見ながら、甘みとの釣り合いを大事にしていただくとよろしいかと思います。

ルナ
ルナ

……ベネディクティンは代用品を探さない方がいいわ。この一杯の雰囲気は、ほとんどそこに宿るの。

飲んでみた感想

2014.12.30 初調製

この日はカルヴァドス ブラー グランソラージュ、ベネディクティン DOM、そしてオレンジ・キュラソーにはグランマルニエを使って調製しました。グラスに近づけると、りんごの甘い香りに、ベネディクティンの薬草系の香りがふわっと重なります。

味わいは、名前の印象ほど単純な甘口ではありません。はちみつを思わせる上品な甘みはありますが、レモン・ジュースの酸味が全体を引き締めていて、口当たりは思ったよりも軽やかです。グランマルニエのオレンジ香とコニャック由来の厚みも加わるので、甘さ、酸味、果実味がきれいに層になって感じられます。

この日は私たち夫婦にとって少し節目の日でもあり、名前の雰囲気も含めて記憶に残る一杯になりました。妻の採点は85点。カルヴァドスのりんご感とベネディクティンの複雑な甘みがあるので、食前よりも、ゆっくり一杯を楽しみたい夜に向いている印象です。

甘い名前に反して、酸味の輪郭がある大人っぽいショートカクテルでした。グランマルニエを使うと、オレンジの香りだけでなくブランデー系のふくらみも少し出るので、カルヴァドスとの相性もよかったです。

アレンジするなら

ハネムーンは、カルヴァドスを多めにして、ベネディクティンとオレンジ・キュラソーを控えめにするレシピでもよく見かけます。りんごの香りを前に出したい場合はカルヴァドス多め、ベネディクティンの甘く複雑な香りを楽しみたい場合は今回のような同量寄りの配合が合いやすいかと思います。

また、レモン・ジュースの酸味で印象がかなり変わります。甘めに感じる場合はレモンを少し強めに、酸っぱく感じる場合はオレンジ・キュラソーを少しだけ足すと、好みに近づけやすいです。

調製記録

調製日内容使用銘柄(カルヴァドス)使用銘柄(ベネディクティン)使用銘柄(オレンジ・キュラソー)備考
2014.12.30初調製カルヴァドス ブラー グランソラージュベネディクティン DOMグランマルニエ妻採点85点。夫婦の節目の日に調製

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