ブルームーン / Blue Moon

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こんばんは、kanatoです。

今回は「ブルームーン」を調製しました。

紫がかったその色合いと「ありえないこと」を意味する名前が印象的なカクテルで、バーでは女性が男性のお誘いをやんわりとお断りするサインとして使われることもあるのだそうです。男性の皆様、ご注意ください。

ブルームーンとはどんなカクテル?

ブルームーンは、ドライ・ジンにバイオレット・リキュール(パルフェ・タムール)とレモン・ジュースを合わせてシェークするジンベースのショートカクテルです。スミレの花の香りを持つバイオレット・リキュールが、グラスのなかに美しい紫色を生み出します。使用するリキュールによって色の濃淡は異なりますが、青色にはならず、おおよそ紫色に仕上がります。

誕生の経緯はミステリアスで、創案者も創作年もはっきりわかっていません。1929年出版のカクテルブックにはすでに記載が確認されており、それ以前から存在していたことは確かなようです。

「ブルームーン(Blue Moon)」とは、数年に一度だけ1か月のうちに2回満月が見られるという稀な現象のこと。英語では「めったにない出来事」を”once in a blue moon”と表現することから、このカクテルには「叶わぬ恋」「できない相談」「無理な相談」というカクテル言葉が生まれました。

ところが、使用するバイオレット・リキュールの代表格「パルフェ・タムール(Parfait Amour)」はフランス語で「完全な愛」を意味します。「ありえない」という名前でありながら、その素材が「完全な愛」を指す——その矛盾がブルームーンのどこか意味深な魅力を生んでいるのかもしれません。

レシピ

材料

材料分量
ドライ・ジン30 mL
バイオレット・リキュール(パルフェ・タムール)15 mL
レモン・ジュース15 mL

調製方法

  1. シェーカーに氷と材料をすべて入れる。
  2. しっかりとシェークする。
  3. 冷やしたカクテルグラスに注ぐ。

使用グラス:カクテルグラス

調製のポイント

ケンゾー
ケンゾー

バイオレット・リキュールは甘みが強うございますから、しっかりとシェークして空気を含ませることで口当たりがまろやかになりますかと思います。レモンは生を絞りますと、酸味が生き生きとして全体の仕上がりが引き締まりますな。

ルナ
ルナ

……パルフェ・タムールは多すぎると甘くなりすぎるわ。レシピ通りの分量が一番いい。

飲んでみた感想

2014.12.20 初調製

ビーフィーターとボルスのパルフェタムールで調製しました。色がまずまずきれいに出てくれて、ほっとしました。甘さとスミレの香り、レモンの酸味がきちんとまとまって、とても飲みやすいカクテルです。妻の採点は82点でした。

2016.01.21 再調製①

職場の歓送迎会に向けて練習を兼ねて調製しました。送迎する方が紫色の似合う方でしたので、ブルームーンを選ぶことにしました。ノンアルコールカクテルのシンデレラと2杯同時に仕上げるのにかかった時間は約5分。この日はボンベイ・サファイアを使って調製しましたが、まずまずの出来でした。

2020.05.07 再調製②

ビーフィーターとボルスのパルフェタムール、サントリーのカクテルレモンで調製しました。最近、生レモンを絞っていないなあ、とちょっと反省しながらの一杯でした。甘さと香りと酸味がきちんと調和して美味しいのですが、やっぱりパルフェ・タムール=「完全な愛」なのに、ブルームーン=「ありえないこと」ってどういうことなんだろう、などと考えてしまいますね。

調製記録

調製日内容使用銘柄(ジン)バイオレット・リキュール備考
2014.12.20初調製ビーフィーターボルス パルフェタムールレモン銘柄不明
2016.01.21再調製①ボンベイ・サファイアボルス パルフェタムールレモン銘柄不明
2020.05.07再調製②ビーフィーターボルス パルフェタムールレモン:サントリー カクテルレモン(シロップ)

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