こんばんは、kanatoです。
今回は「シャンデー・ガフ」を調製しました。
ビールをジンジャー・エールで割るだけ——レシピはいたってシンプルです。英国のパブで古くから愛されてきたこのカクテル、アルコールが苦手な方やビールをそのままでは飲みにくいという方にもおすすめの一杯です。
このカクテルについて
シャンデー・ガフは、ビールとジンジャー・エールを等量合わせたビールベースのカクテルです。イギリスでは「シャンディ(Shandy)」として古くから親しまれており、パブでは定番の一杯として知られています。ビール特有のホップの苦味をジンジャー・エールの甘みとスパイシーさが和らげ、格段に飲みやすくなります。
名前の由来は不明とされており、はっきりしたことはわかっていません。”shandy” はビールとレモネードを混ぜた飲み物を指す言葉で、”gaff” には「魚かぎ」のほか「ほら話・まがいもの」という意味もあります。「元祖シャンディのまがいもの」というニュアンスが込められているとも言われますが、確かな由来は不明です。
英国本来のシャンデー・ガフは、ジンジャー・エールではなくジンジャー・ビア(生姜を使った発酵飲料)とエール(上面発酵ビール)を合わせたものでした。現代の英国パブでは「シャンディ」といえばビールをレモネード(炭酸系の清涼飲料)で割ったものが一般的です。フランスでは「パナシェ」、ドイツ南部では「ラドラー」と呼ばれる類似のカクテルがあるなど、ビールを炭酸で割る文化は欧州各地に根づいています。
レシピ
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ビール | 1/2(約120 mL) |
| ジンジャー・エール | 1/2(約120 mL) |
調製方法
- ビールとジンジャー・エールをあらかじめしっかり冷やしておく。グラスも同様に冷やしておく。
- 冷やしたタンブラーにビールを静かに注ぐ。
- ジンジャー・エールを静かに注ぎ、軽く混ぜる。
使用グラス:タンブラー(氷なし)
ケンゾーのひとこと

このカクテルは氷を使いませんので、材料とグラスをあらかじめしっかり冷やしておくことが肝要でございますな。ビールとジンジャー・エールは静かに注いで、炭酸を逃がさないようにするとよろしいかと思います。英国のパブでは昔から馴染みの深い一杯でしてな——シンプルなものほど、下準備が肝心でございます。

……エールに変えると、同じレシピでも香りが豊かになって印象がまったく変わるわ。本場英国の味に近づけたいなら、そっちを試した方がいい。
飲んでみた感想
2021.07.24 初調製

今回はビール(というか発泡酒)にアサヒ ザ・リッチ、ジンジャー・エールにカナダドライを使いました。飲んでみると、大人のジュースといった印象で、甘みをかなり強く感じます。ビールの苦みがほどよく和らいで、とても飲みやすいです。氷なしのカクテルなので、グラスと材料はしっかり冷やしておくのがポイント。夏の喉を潤すのにぴったりの一杯でした。
アレンジレシピ
シャンデー・ガフはビールの種類を変えることで、印象が大きく変わります。
エール版(本場英国スタイル)
ビールをエール(ペールエール・IPAなど上面発酵タイプ)に替えると、フルーティーな香りが加わって華やかな仕上がりになります。もともとシャンデー・ガフは、ジンジャー・ビアとエールを合わせたものが原型とされており、エールを使うのが本来のレシピに近い形です。
スタウト版
ギネスなどのスタウト(黒ビール)を使うと、コクと深みが増した大人の味わいになります。ジンジャー・エールの甘みとスタウトの焙煎感がよく合い、英国のパブらしい一杯に仕上がります。
調製記録
| 調製日 | 内容 | 使用銘柄(ビール) | 使用銘柄(ジンジャーエール) |
|---|---|---|---|
| 2021.07.24 | 初調製 | アサヒ ザ・リッチ(発泡酒) | カナダドライ |

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