先日訪れたグランフロント大阪にあるWorld Wine Barに立ち飲みに行った際にそこのお姉さんに勧められて購入したワインです。
私の中でアイスワインは「白」という固定観念みたいなものがあり、アイスワインの赤はあまりというか全然見たことがなかったので、物珍しさで購入してしまいました。それにしても、カベルネ・ソーヴィニョンでアイスワインなんて、面白いことをしているなと感じています。
ワイン情報
価格:-(すみません。忘れてしまいました。私が購入したときは5000円/本はいかなかった気がしますが・・・)
アルコール度数:9.5%
グレード:クオリテイツワイン葡萄品種名:カベルネ・ソーヴィニヨン生産国:ハンガリー地域:ハノス=バハProducer:フェルディナンド・ピーロートテイスト:甘口容量:500mlハンガリーの希少なワイン気温零下3.5℃の凍りつく様な夜、この甘口のワインのためにカベルネ・ソーヴィニヨンが収穫された。この葡萄は凍った状態で圧搾される為、ワインになる素晴らしい糖度を含有する、濃縮度の高いマストができる。ハノスにあるピーロートのハンガリーのワイナリーでヘッド・ワインメーカーを務めるアンドラス・シャウアーは、次の様に特徴付けた。濃い赤色をし、赤い色のベリー類の素晴らしいアロマ、柔らかいタンニン、ハニーの様な甘味を持つ。希少なごちそうワイン!サーブする温度:12~14℃相性の良い料理:デザートと共に、または食後酒として。(https://www.pieroth.jp/より引用)
テイスティング
今回は食後のデザートワインとして、飲む半日前に冷蔵庫に移して、5℃くらいにしてから抜栓。室温で温度を上げながらいただきました。
液色は深い赤色で、澄明性はあまり高くなく、濃いといった印象でした。
液の粘性は少し高めでしょうか。アルコールというよりは糖分によるもののような気がします。
香りは赤ワインのそれでしたが、そこまでアルコール感を感じることがなく、イチゴジャムを煮詰め倒したような深く濃いベリー系の甘い香りが印象的でした。
味わいはそのままですが、赤ワインを甘くした感じでしょうか。飲み口は思いのほか軽くて、舌触りは滑らかでするりと抜けていくような感じです。舌に広がる甘さは上品ですっきりとした甘さで、そのあとからくる赤ワインを思わせる柔らかいタンニンも良いアクセントになっています。
温度が低い飲み始めは少しタンニンが強く渋いように感じましたが、少し温度が上がってくるにつれて、いろいろな部分の歯車があってきたように、調和のとれた味わいになってきたように思います。やはり至適温度は10度を少し超えたくらいでしょうか。
最後に
今回はピーロートさんの「アイスクリスタル カベルネ・ソーヴィニヨン (2017)」を飲んでみました。
そこまでアルコール感は感じず、油断しているといくらでも飲んでしまいそうなワインでした。もちろん、「当たり」だと思います。
ハンガリーのワインは「トカイ」くらいしか知らなかったのですが、面白いワインがあるものですね。それに、やはりというか「甘口」です。これと一緒にハンガリーの「甘口」赤ワインも購入しているので、こちらも後日ご紹介したいと思います。甘口ワイン好きの私にはハンガリーワインは結構あっているのかもしれません。
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