こんばんは、kanatoです。
今回は「アグラベーション」を調製しました。
カルーアとミルクにウイスキーを加えるだけのシンプルなカクテルですが、ウイスキーのコクがミルク系の甘さにほどよく溶け込んで、やさしいのに飲みごたえのある一杯に仕上がります。妻がカルーア・ミルク好きなので、以前から我が家の定番になっているカクテルのひとつです。
このカクテルについて
「アグラベーション(Aggravation)」とは、英語で「いら立ち」「悩み」を意味する言葉です。20世紀中頃のアメリカで生まれたカクテルとされており、考案者や具体的な発祥地については記録が残っていません。なぜ「いら立ち」という名前がついたのかも諸説あり、もともとの逸話は謎に包まれたままです。
海外のレシピではスコッチ・ウイスキーとカルーア、そして生クリームを使い、クリームをフロートさせてサービスする形が一般的です。一方、日本ではウイスキーとカルーアにミルクを合わせてステアするスタイルが広く親しまれており、いわばカルーア・ミルクをウイスキーで大人っぽく仕立てた一杯、という印象のカクテルです。名前ほど刺激的ではなく、コーヒーの甘い香りとウイスキーのコクが重なった、飲みやすい仕上がりが魅力です。
なお、使用するカルーアの種類によって印象がガラリと変わるのも、このカクテルの面白さのひとつ。カルーアはメキシコ・ベラクルス産のアラビカ・コーヒーとラム、砂糖から作られるコーヒー・リキュールで、定番のオリジナルのほか、ソルテッド・キャラメルやヴァニラなどのフレーバーバリエーションも展開されています。

レシピ
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ウイスキー | 40 mL |
| カルーア | 20 mL |
| ミルク | 適量 |
調製方法
- タンブラーまたはコリンズグラスに氷を入れる。
- ウイスキーとカルーアを注ぐ。
- ミルクを適量加え、軽くステアする。
使用グラス:タンブラー(またはコリンズグラス)
ケンゾーの一言アドバイス

ウイスキーはスモーキーすぎないものを選ばれると、カルーアのコーヒー風味を邪魔せずまとまりよく仕上がりますな。ウイスキーの量はお好みで調整していただいて構わないかと思います。

……ミルクを生クリームに変えると、ぐっとリッチになるわ。試す価値はある。
飲んでみた感想
2015.09.04頃 初調製

ちょうど妻と半休を合わせてカフェに出かけた日の晩に仕込んだ一杯でした。もともとカルーア・ミルクが好きな妻のために作ったのですが、ウイスキーが加わることでただの甘いドリンクではなくなり、飲みごたえが増した印象でした。甘口の中にウイスキーのコクが溶け込んで、味わいの奥行きがぐっと広がる感覚です。
2020.01.25 再調製①

この日はウイスキーに岩井トラディション(岩井)を使い、カルーアをソルテッド・キャラメルのフレーバー版に変えて調製しました。通常のカルーアと比べて塩キャラメルのニュアンスが加わることで、後味に独特のコントラストが生まれ、面白い仕上がりになりました。ウイスキーとの相性も悪くなく、甘さの中に少しビターなアクセントが効いた印象です。
アレンジレシピ:カルーア ソルテッド・キャラメル版
カルーアをソルテッド・キャラメル(塩キャラメル)フレーバーのものに変えるだけで、ひと味違うアグラベーションを楽しめます。2020年の調製で試したところ、後味に独特のコントラストが生まれておすすめです。
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ウイスキー | 40 mL |
| カルーア ソルテッド・キャラメル | 20 mL |
| ミルク | 適量 |
調製方法・グラスはオリジナルと同じです。
調製記録
| 調製日 | 内容 | 使用銘柄(ウイスキー) | 使用銘柄(カルーア) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2015.09.04頃 | 初調製 | ジョン・ハミルトン | カルーア | |
| 2020.01.25 | 再調製① | 岩井トラディション | カルーア ソルテッド・キャラメル |

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