こんばんは、kanatoです。
今回は「グレナデン・トニック」を調製しました。
妻がドクターストップでアルコールを禁じられた週末、「ノンアルでもちゃんとカクテルらしい一杯を作りたい」と選んだのがこの一杯です。真っ赤な色がグラスの中で映えて、食卓がぱっと明るくなりました。
このカクテルについて
グレナデン・トニックは、グレナデン・シロップをトニック・ウォーターで割ったシンプルなノンアルコールカクテルです。
「グレナデン(Grenadin)」という名前は、フランス語の「grenadine(グルナディンヌ)」に由来します。その語源はフランス語の「grenade(グルナド)」、すなわちザクロを意味する言葉で、直訳すると「ザクロから生まれたもの」となります。グレナデン・シロップは本来ザクロの果汁と砂糖から作られるノンアルコールのシロップですが、現代では木いちごやカシス、エルダーフラワーなどを使ったものも広く流通しています。なお、日本やフランス語圏では「グレナデン=ザクロのシロップ」として認識されているのに対し、英語圏ではベリー類を混ぜたシロップを指すことが多いというのも興味深いところです。
19世紀にフランスで広まったグレナデン・シロップは、20世紀初頭にアメリカへと渡り、カクテル材料の定番となりました。鮮やかな赤色と、甘さの中にほんのり感じる酸味が特徴で、テキーラ・サンライズやシャーリー・テンプルなど、見た目にも華やかなカクテルを陰で支える名脇役です。
グレナデン・トニックはその中でも特にシンプルな構成で、ビルドで簡単に作れるのが魅力です。ノンアルコールながらトニック・ウォーターの心地よい苦みとシロップの甘さが組み合わさり、充分な飲み応えを楽しめます。
レシピ
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| グレナデン・シロップ | 30 mL |
| トニック・ウォーター | 適量(フルアップ) |
| レモン・スライス | 1枚 |
調製方法
- グラスに氷を入れ、グレナデン・シロップを注ぐ。
- トニック・ウォーターでグラスをフルアップし、軽くステアする。
- レモン・スライスを飾る。
使用グラス:コリンズグラスまたはタンブラー
調製方法:ビルド
ケンゾーのひとこと

ステアは軽めにとどめるのがよろしいかと思います。グレナデンはよく沈みますから、下から持ち上げるように1〜2回混ぜる程度で充分ですな。トニックウォーターの泡を必要以上に抜いてしまうと、せっかくの爽快感が損なわれてしまいますかと。

……レモンは絞るより、スライスのまま浮かべる方がいいわ。飲みながらじわじわと酸が出てくるのが、この一杯の楽しみなの。
飲んでみた感想
2020.07.18 初調製

使用したのは明治屋のグレナデン・シロップ、カナダドライのトニック・ウォーター、そして実家から送られてきたレモンです。
グレナデンの甘さとトニック・ウォーターの苦みがいい感じに混ざり合っています。レモン・スライスからじわりと出てくる酸味が、飲み進めるほどに味の表情を変えてくれるのが楽しいです。ノンアルコールでも「これはカクテルだ!」と感じられる充分な満足感がありました。
📖 余談:このとき妻はドクターストップでアルコール禁止中。手元にジンジャーエールがあれば「シャーリー・テンプル」を作っていたところでしたが、トニック・ウォーターしかなかったのでグレナデン・トニックに。思いがけず気に入った一杯になりました。
アレンジレシピ
シャーリー・テンプル(ノンアルコール)
トニック・ウォーターをジンジャーエールに変えると、ノンアルコールカクテルの定番「シャーリー・テンプル」になります。ジンジャーエールのほんのりとした辛みが加わり、グレナデン・トニックよりも甘くやわらかな印象になります。
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| グレナデン・シロップ | 30 mL |
| ジンジャーエール | 適量(フルアップ) |
| レモン・スライス | 1枚 |
調製記録
| 調製日 | 内容 | 使用銘柄(グレナデン・シロップ) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2020.07.18 | 初調製 | 明治屋 マイ グレナデン シロップ |

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