キューバの名門ラムメーカー「バカルディ社」が自社のラムの販売促進のために1933年に考案したカクテル。ダイキリを改良したレシピで、アルコールは少し強め(30度くらい)だが,ダイキリに比べると若干甘口で、ピンクの見た目も華やか。
ちなみに、バカルディ・カクテルに使用するラムはバカルディ社のものでないといけないという決まりもある。実際に1936年にニューヨークのある人が「バカルディ・ラム以外でバカルディ・カクテルを作るのは違法だ」として訴えを起こした,俗にいう「バカルディ裁判」があり、しかも,ニューヨーク高裁が真面目に審議して、「バカルディ・カクテルはバカルディ・ラムを使用しなければならない」と大真面目に判決を下している。こんなところもバカルディ・カクテルの人気に一役買っているのだろう。
スタンダードレシピ
材料
- ホワイトラム(バカルディ社製) 3/4
- ライムジュース 1/4
- グレナデンシロップ 1 tsp
調製方法
上記の材料をシェークして、冷やしたカクテルグラスに注ぐ。
アレンジレシピ
- ライムジュースはレモンジュースで代用されることも多い。