ブランデーベースの代表的なカクテルの一つ。
19世紀半ばにイギリス国王エドワード7世と王妃アレキサンドラの婚礼を記念して、王妃に捧げられたカクテルで、最初は「アレキサンドラ」という女性名だった。
クリーミーで甘口の食後酒に適したカクテルで、ホテルのレストランで食後のカクテルをお任せで頼むとこのカクテルが出てくることが良くある。
また、レシピもブランデーを多めにするなど、バーや書籍によっても違うことが多い。しかも,海外に行くとベースのスピリッツはジンが普通である。(サヴォイ・カクテルブックには両方のレシピが掲載されている。)
スタンダードレシピ
材料
- ブランデー 1/3
- クレーム・ド・カカオ 1/3
- 生クリーム 1/3
- ナツメグ 少々
調製方法
- 上記の材料をシェークして,冷やしたカクテルグラスに注ぐ.
- 好みでナツメグを振りかける.
アレンジレシピ
- 海外ではブランデーの代わりにジンが使われることが多い。
- 好みによりブランデーを2/4程度まで増やすレシピも多い。
- 好みでナツメグを振りかけるが、生クリームの臭みを消すことが目的のため、最近ではナツメグなしで調整されることも多い。また、代わりにココアパウダーが使われることもある。
- 生クリームがない場合はミルクで代用されることも多い。